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2026年09月09日NEW

鍼灸の保険治療・マル福をご利用になる方へ

当院では、鍼灸の健康保険治療およびマル福をご利用いただくことができます。

ただし、鍼灸の保険治療は、一般の医療機関を受診する場合とは少し仕組みが異なります。

今回は、特に重要なポイントを3つに分けてご説明します。


① 医師の「同意」が必要です

鍼灸を保険で受けるためには、あらかじめ医師に同意書を記入していただく必要があります。

患者様ご自身で、現在受診されているかかりつけの医師にご相談ください。

「以前の鍼灸院では、鍼灸院側で提携の医師による手続きをしてくれた」

というお話を伺うことがあります。

当院でも、必要に応じて医師をご紹介する場合がありますが、初めてご来院される患者様について、同意書を書いていただくための医師をご紹介することは基本的に行っておりません。

まずは、現在のかかりつけの医師へご相談ください。


② 健康保険の種類によっては、鍼灸の保険が利用できない場合があります

鍼灸の保険治療は、加入している健康保険(保険者)によって取り扱いが異なる場合があります。

国民健康保険や協会けんぽ以外の健康保険では、

  • 鍼灸の保険治療そのものが認められていない
  • いったん患者様が全額を支払い、後から保険者へ請求する「償還払い」になる

といったケースがあります。

また、当院から保険者へ確認しようとしても、個人情報保護等の関係から、患者様ご本人でなければ回答してもらえない場合があります。

そのため、保険の取り扱いについては、患者様ご自身で加入している保険者へご確認いただくことをおすすめします。

なお、当院で施術を受けた後に、保険者の判断によって保険適用外となり、療養費が返戻された場合には、その施術料金は患者様のご負担(自費)となります。

保険を利用される場合は、あらかじめご確認ください。


③ 保険治療では、対象となる症状について医療機関での投薬と併用できません

鍼灸の保険治療には、「医師による同意」だけでなく、対象となる症状についての投薬との関係にも注意が必要です。

例えば、腰痛について医師から痛み止めの薬を7日分処方されている場合、原則としてその薬を服用している期間中は、同じ腰痛について鍼灸の保険治療を受けることはできません。

そのため、7日分の薬が処方されている場合は、服用期間終了後からの開始となります。

また、鍼灸の保険治療を開始した場合、同じ症状に対する薬の処方との併用ができなくなる場合があります。

ただし、これはあくまで鍼灸の保険治療で対象となっている症状についての投薬が対象です。

例えば、別の病気や症状に対して処方されている薬まで、すべて飲めなくなるという意味ではありません。

分からない場合は、事前に医師または当院へご相談ください。

 


 

ここまで読んでいただいた通り、鍼灸の保険治療にはいくつかの条件があります。

「保険が使えるなら保険で治療したい」と考える方も多いと思いますが、症状や治療内容によっては、保険を利用するよりも自費で治療した方が、結果的に費用も抑えられ、早く治療を進められる場合があります。

また、保険治療については確認事項が多く、電話やメールだけでは十分にご説明できない部分もあります。

そのため、これから鍼灸の保険治療を利用したい方や、保険が使えるか詳しく知りたい方には、まず一度、自費での施術を受けていただくことをおすすめしています。

実際に症状を確認したうえで、

  • 保険治療が適しているのか
  • 自費治療の方が適しているのか
  • そもそも鍼灸治療が適しているのか

などを含めて、ご相談いただければと思います。

その際にWEBでもダウンロードできますが、書式が古い場合もございますので

同意書の雛形をお渡し致します。


交通事故での鍼灸治療について

交通事故による治療についてもお問い合わせをいただくことがあります。

交通事故の場合、自賠責保険で鍼灸治療を利用することは、一般的な医療機関や接骨院などと比べて難しいケースが多くあります。

一方で、患者様が加入している任意保険の弁護士特約などを利用することで、鍼灸治療が認められるケースもあります。

ただし、当院での対応例は非常に少なく、これまでにも数例程度です。

交通事故で鍼灸治療をご希望の場合は、まずはご加入の保険会社へ鍼灸治療が利用できるかをご確認ください。


鍼灸の保険治療についてご不明な点がありましたら、お気軽にご相談ください。

制度上のルールがあるため、ご希望に添えない場合もございますが、患者様にとってより良い治療方法をご一緒に考えさせていただきます。

ご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。

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